
これまで当教室の生徒として学んだ技術や経験を講師として発揮しているHさん。
生徒と講師の両方の立場だからこそわかるプログラミング講座でのお話を伺いました。

プログラミング講座との出会い
今は高校2年生で、情報メディア科です。部活でプログラミングをしており、JavaScriptを勉強しながら、Scratchでゲームを作っています。
教室との出会いは小学4年生の頃、母にプログラミングをしたいと言って、無料体験に連れてきてもらったのがきっかけです。楽しくプログラミングを教えてもらっていた記憶があります。
教室では、最初は教科書を見ながら学び、そのあとに自分の作りたいものを作る感じだったのですが、
通っていくうちにより深くプログラミングを学べるようになったり、生徒と先生の距離が近いことが印象に残っています。わからないことのヒントをすぐ聞けたり、褒めてくれたりしてモチベーションがあがりました。
自分を認めてもらえるすごく好きな場所でした。

プログラミング講座生徒時代のHさん
さがみはらプログラミングコンテストに出場しました!
プログラミング教室での学びと成長
自分で考えたり、自分の考えを形にする力が成長したと思います。
ゲームが完成したときが一番うれしかったです。完成したときは達成感があって、自分の作ったゲームを自分で遊べるのは楽しかったです。
作っているゲームが行き詰ったときは大変でした。いろいろな場所を変えたり見直したりして、(デバッグ)おかしい場所を見つけて修正するとだんだんとやる気がなくなっていくタイプだったので、一度落ちたモチベーションを立て直すのも大変でした。だけど、完成品を想像したり、少し休んだりして乗り越えていました。

先生にゲームの構想を話しているときは楽しいし、考えもまとまるので、先生に構想を話してからゲームを作り始めていました。プログラミングの経験って、意外とプログラミング以外の“ものづくり”にも応用できるんですよね。新しい言語を勉強するときも、思った以上にスルッと入ってきます。

生徒から講師になってからの経験と将来の夢
高校生になって、年齢的にも教室を卒業しないといけないと思っているときに、講師アルバイトにならないか?と教室長の須田さんからお誘いいただき、プログラミングを教えることにも興味があったので講師アルバイトを始めました。
実際に教える立場になってみて、教えるのではなく一緒に考えるのが目的だと感じました。一緒に考えることで教えられるだけじゃなく、生徒が自分で考えるのでちゃんと残る。それに講師の方も勉強にもなると思いました。生徒さんには「失敗は成功の元」という精神で勉強してほしいなと思います。
自分が生徒だったときと比べると、「タイピングがすごく早い」「Scratchがすごいできる」僕は後者側だったと思うのですが、今の生徒さんはそれだけではなく、「タイピングが速いうえにScratchもすごくできる」だったり、「Scratchがすごいできるし、イラストも描ける」のような+αできるような人が増えたと思います。
将来は、プログラミングのスキルを活かした職に就きたいです。
企業に就職するか、フリーランスでインディーゲームのようなものを作るかはわかりませんが、ゲームプログラマーになりたいと思っています。
これからプログラミングを学ぶ人へメッセージ
小・中学生のうちからプログラミングを学ぶメリットは、パソコンに触れられることと、プログラミングがそんなに難しいことではないとわかること、それと学校で「すごーい」と褒められることです。最初の二つは将来の幅を広げられる明確なメリットだと思います。
プログラミングは難しいと感じるときも、めんどくさいと感じるときもあるけど、そこを乗り越えれば楽しいものだと思っています。だから難しいなと思ってもあきらめずに頑張ってほしいなと思っています。

学んだスキルを次の世代へ
長い期間を通じて生徒さんの成長を見守り卒業後も新しい形で関わり続けられるというのは教室として、とてもうれしく、また誇らしいことだと思います。
これからも学んだスキルを生かし、社会での活躍をサポートし、次の世代に伝えていける教室でありたいと思います。




